初めて行く病院は。。。

以前から頭や膝の裏を痒がっていた娘を病院へ連れて行くことにした。
なにぶん健康体な私と娘は、この土地に住んでから病院へ行くのはこれが初めて。
どこに病院があるかすらわからないので、とりあえず取っておいた「地域医療マップ」で近くの病院を探すことに。
すると・・・ありましたヨ。徒歩20分弱のところに「○○医院」という小児科と内科を掲げているところが!
時間は午前9時から。
まだ小さな娘が病院で他の病気をうつされても困るし、私自身は病院で待つのが大嫌いなので、一番乗りすることにした。
そんなわけで午前8時45分到着を目指して準備をしていたのだが・・・
子供がいると、なかなか時間通りに事が運ばない。
結局、家を出たのは午前8時50分。
どう考えても9時過ぎにしか到着できない時間だった・・・


ベビーカーで歩くこと20分。
ようやく「○○医院」という看板を見つけたのだが・・・なんかめっちゃ小さな病院だ。
車を利用しないと不便な地域にありながら、駐車場の収容可能台数は2台。
なんか怪しいなぁと思いながらも、すでに駐車場には1台車が止められていたので、ちょっと安心して中へ・・・
扉を開けると(自動ドアではない)、下駄箱発見。すでに4足の靴があった。
が、しかし・・・
待合室には誰もいなかった。(まぁ、診察中なんだろう)
受付は、パチンコの景品交換所のような小さな扉窓のみで、そこからマスクをしたオバサンがジッとこちらを覗いている。
・・・普通、「今日はどうされましたか?」とか聞かれるんじゃないだろうか(笑)
まぁいいや。こちらから症状を伝えて保険証を渡すと、イスに腰掛けて待っていた。
あれ・・・?
診察室から全く声がしないんですが。。。
それでも病院としては珍しくテレビで「とくダネ」なんて流してたんで、気にしない気にしない・・・
誰もいない待合室でなぜか15分も待たされ、ようやく診察。
ここでなんと・・・先生が直接娘を呼びにきたのだ(笑)
チョチョっと見て、「まぁ、塗り薬と飲み薬出しとくな。」
えっ・・・痒みの原因とか病名の説明はないわけ???
まぁ、心配するほどの症状でもないようなので、ちょっとホッっとして再度待合室で待っていると・・・
ガチャっと診察室の扉が開き、先生が出てきた。
「あのな、ボロボロがでてる部分は石鹸使わないようにしないかんよ」
は・・・はい。。。
そして先生はすぐに診察室へと戻っていった。
えっ・・・それだけ言いにきたわけ?(笑)


薬を受け取り、駐車場でベビーカーに娘を乗せていると・・・
「ちょっと、君!」
振り向くと、そこには先生が立っていた。
んあ?
「このカレンダーあげるよ。」
先生は私の手に、1枚の写真入りカレンダーを乗せてくれた。
驚いてカレンダーをじっと見つめる私に追い討ちが・・・
「コレ、××園だよ。わしがそこで写した写真をカレンダーにしたんだ。」
あれまぁ(笑)
親切というかなんというか・・・
結局、駐車場に止めてあった車も下駄箱にあった4足の靴もすべて病院関係者の物だったみたいだし・・・どうなんだろうねぇ、この病院。。。
とりあえず薬を塗ってみてから、今後のかかりつけ医院について再考してみよう。